精神科医5名が初診を担当し、さまざまなご相談に対応
「つらく・苦しい」時、精神科にできることがあります
「会社の人間関係に悩んでいるうちに、夜中に何度も目が覚めて、食事もできず瘦せてしまいました。仕事も混乱して手につかなくなって…」
「とにかくイライラし当たり散らしてしまいます。仕事もしなくっちゃと焦るんですが、成果が出なくて、余計イライラします」
「勘違いとは思うのですが、自分が周囲に迷惑をかけている気がして… なかなか外に出られません…」
人それぞれ「つらいこと・苦しいこと」はありますが、今までの生活ができなくなってしまうほど「つらく・苦しい」時、精神科がお手伝いできることがあります。
当院は、経験豊富な精神科専門医から若手精神科医師まで5名の精神科医師が初診を担当し、さまざまなご相談に応じています。みなさまの状況をお伺いし、考えられる病気の説明、適切な過ごし方や家族の接し方のアドバイス、必要に応じて血液検査、検尿、CT、MRI、脳波などの検査を行っています。
状況やご要望に応じて、公認心理師によるカウンセリング、精神保健福祉士による生活の支援や訪問看護による在宅での療養、身体の課題に関して、院内の内科、整形外科、歯科との連携を行っています。また、薬は多くの患者さんに対して必要で有効な治療法ですが、適切な診断のもとに、患者さんの病状に合わせた適切な薬による治療をこころがけています。
週間外来担当表・受付時間
8:30〜11:30
9:00〜12:00
急患に関しては上記診療時間外も対応できる場合がありますので、あらかじめご連絡のうえご来院ください。
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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1診 | 髙崎 優※ | 中村 啓喜※ | 山之内 芳雄※ | 赤毛 太郎※ | 岩田 尚司※ | ー | ー |
2診 | 益田 顕拓 | 岩田 尚司 | 松林 里佳 | 金山 千琴 | 南 想 中村 啓喜 隔週交互 |
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※初診担当医
外来受診は全て予約制です。
予約受付は9:00〜17:00です。
初診の診察は11:00~となります。
「精神科外来の予約」とお申し付けください。
ご予約
052-821-7701(代表)
こんなときにご相談ください
気分が
一日中落ち込む
夜中に
何度も目が覚めて
疲れが取れない
周りが困るほど
イライラする
誰もいないのに
声が聞こえる
外に出るのが
怖い
など
当院でできる検査と治療
- 心電図検査
- 単純レントゲン検査
- 血液検査、尿検査、糞便検査(主要な検査は院内で迅速検査が可能です)
多くの患者さんには必要な治療です。近年は、体に影響が少なく依存性のない安全な新薬が数多く開発されています。精神科の薬物療法は根気よく続けることが大切ですが、漫然とならないよう心がけています。また飲んでいる薬が、効いているか・身体に悪い影響を及ぼしていないかを定期的な血液検査などで調べていくこともあります。
精神科医師が、生活や家族の接し方のアドバイス、休養・休務の指示などを行っています。病気の原因に心理的な課題が大きいときなど、状態やご要望に応じて公認心理師が心理カウンセリングを行うことがあります。
精神保健福祉士が、必要な制度・手続きのご案内をしています。自立支援制度・障害者手帳・障害者年金の手続き、障害福祉サービス・介護保険サービスの案内などを行っています。
日常生活の支援のために訪問看護も行っています。つい薬を忘れてしまう、誰とも交流なくハリのない毎日を送っている、生活習慣が整えられない、といったことを、看護職員やケースワーカーとともにゆっくり整えていきます。
担当医の紹介
森 隆夫
- 医師免許取得
- 1982年
- 資格
-
精神保健指定医
精神科専門医
精神科指導医 - 著書
-
- 臨床精神医学講座4巻~産後うつ病(中山書店 分担)
- 医学大辞典(医学書院 分担)
- 専門医が語る‐よくわかる心の病気(成美堂 共著)
- 精神科医が語る‐よくわかる子供の心の病気(成美堂 共著)
- 精神科医からみた職場の人間関係‐会社で適応できる人できない人(経営書院)
- 病院職員のための‐よい職場の人づきあい法(経営書院)
など
詳しくはこちら
生まれは名古屋。1982年日本医科大学を卒業して、同大学精神医学教室に入局。医員助手、講師を経て、現在客員准教授を拝命。医療法人愛精会では1987年、理事長に就任。
東京に居をかまえて40年。長らく大学での教育・診療・研究と病院経営という二足のわらじをはいてきました。あいせい紀年病院では、地域医療の発展のために、あたらしい病院の体制づくりを行っていきたいと思います。あいせい紀年病院が誰からも愛される高機能な都市型病院となるよう、力いっぱい頑張りたいと思っています。
山之内 芳雄
- 医師免許取得
- 1996年
- 資格
-
精神保健指定医
精神科専門医
精神科指導医
名古屋出身、山口大学卒業。名古屋大学病院、刈谷病院、藤田保健衛生大学病院(現藤田医科大学病院)精神科講師などで、20年以上精神科診療を経験してきました。薬物療法に関して、藤田保健衛生大学で臨床研究センター副センター長として、新しい薬の治験に携わりました。また、長い期間たくさんの薬を飲んでいる患者さんの薬の無理のない減らし方について、国の制度に反映される研究を行いました。さらには、厚生労働省の職員・国立精神神経医療研究センターの研究者として、国や県の仕組みや制度に精神医療に活かす経験もしてきました。2022年からは名古屋市のアウトリーチ事業にも参画し、生活支援や制度の活用に関するご相談にも応じています。
大槻 俊夫
- 医師免許取得
- 1979年
- 資格
-
精神保健指定医
精神科専門医
岐阜市生まれで1979年に三重大学医学部を卒業しました。研修医時代(中部労災病院)から名古屋に住むようになり、月日の経つのも夢のうち、はや45年以上になります。当院へは1988年4月に3人目の常勤医師を補う形で赴任しました。単科精神(科)病院で生じる多くの事に向き合う日々が続き、様々な方々に支えられながらも自信を無くす事のほうが多かった記憶ですが、18年後に院長職を拝命しました。それからの10年間は、私の人生の中で最も多忙な時期でありました。(当然ではあります)管理業務と臨床を並行して、うまく行なっていくのは並大抵の事ではありません。たくさんの激励やお叱りを受け、その都度最善を考えたつもりでしたが、今から思うと後悔の数々。それでも時には手ごたえを感じることもあり、それがやりがいでした。現在は令和4年11月に開設された、あいせい金山橋メンタルクリニックで、病院とは違う患者層に戸惑いながらも診療を続けています。そして令和6年6月からは院長を拝命しました。経過の長い外来患者さんを何人か見続けていられることは貴重な体験だと思いますし、これから出会う新しい患者さんにもこれまでの全経験の上に立って接していくことができればと思っています。
岩田 尚司
- 医師免許取得
- 1985年
- 資格
-
精神保健指定医
精神科指導医
愛知県出身。1985年に三重大学医学部を卒業しました。初心を忘れないよう心掛けています。
赤毛 太郎
- 医師免許取得
- 2014年
- 資格
-
精神保健指定医
精神科専門医
精神科指導医
大学病院で精神科後期研修を行い、その後は精神科病院で外来・病棟を担当してきました。アウトリーチで訪問診察に携わっていた時期もあります。よろしくお願い申し上げます。
髙崎 優
- 医師免許取得
- 2019年
近隣でお仕事、生活をされている皆様の心のサポートを少しでも担えたらと思います。
松林 里佳
- 医師免許取得
- 2019年
地域の皆様の心の健康を保つ手助けを少しでもできればと思っております。どうぞよろしくお願い致します。
金山 千琴
- 医師免許取得
- 2019年
地域の皆様の心のケアの一助となれるよう精進致します。
益田 顕拓
- 医師免許取得
- 2019年
福岡県出身、広島大学卒業。卒後、兵庫県を経て名古屋市へやって来ました。地域住民の方々の生活の手助けが出来るよう、日々の診療に精進して参ります。
中村 啓喜
- 医師免許取得
- 2020年
石川県出身、名古屋大学卒業。名古屋大学病院を経て、あいせい紀年病院に常勤医師として赴任しました。地域の皆様の助けになれるよう精進致します。
大喜多 妙美
- 医師免許取得
- 1990年
- 資格
-
精神保健指定医
精神科専門医
女性の目線にもたった診療を心がけております。
浦野 隆
- 医師免許取得
- 1995年
- 資格
-
精神保健指定医
精神科専門医
名古屋市出身です。はじめはかっこいいからという理由で建築デザイナーを目指し金沢大学工学部土木建設工学科に入学しましたが、中退し、子どもの頃から夢である医師を志し、奈良県立医科大学医学部に入学しなおしました。医大の進級テストのとき、緊張してパニック発作をおこしてから精神科に興味をもちはじめ、精神科医になりました。よろしくお願いします。
夏目 弓子
- 医師免許取得
- 2013年
安全・安心をモットーに診療に取り組んでおります。よろしくお願い致します。
南 想
- 医師免許取得
- 2013年
名古屋市出身。藤田医科大学卒業。名古屋大学精神医学教室へ入局。あいせい紀年病院では週2回の勤務です。地域の皆様の心の健康のために尽力して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
中山 貴仁
- 医師免許取得
- 2022年
三重県出身、日本医科大学卒業。その後、三重県に戻り臨床研修を終え、名古屋大学の精神科へ入局させていただきました。週2回あいせい紀年病院で勤務させていただきます。地域の皆様の心のケアのために、精一杯診療に精進いたします。どうぞよろしくお願い致します。
精神科を初めて受診される方へのお願い
当院は予約制となっております。お電話にてお問い合わせください。
- 健康保険証を必ずお持ちください。また各種医療証をお持ちの方はあわせてご提示ください(受診中に保険証等の変更があった場合は、受付までお知らせください)。
- 他院から当院へ転院をご希望の方は、診療情報提供書(紹介状)をお持ちください。
- 他院(精神科・心療内科以外の科を含む)へ通院中の方は、お薬手帳、薬剤情報提供書、あるいはお薬をお持ちください。
- 患者さんご自身で病状や病歴についてお話することが難しい場合などは、ご家族や同居人、施設の方など、身近にいて患者さんの様子がよく分かっている方の同伴をお願いします。
- 初診の場合は、問診や検査等でお時間がかかることがありますので、予約時間の30分前にお越しください。
入院に関して
当院は毎月約30名の方が新たに入院し、2/3以上の方が3か月以内に退院され、日常生活に復帰しています。
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また、整形外科・内科を併せ持つ当院の特徴に応じ、他の病院や施設から、整形外科や内科の治療・理学療法リハビリテーションが必要な方の転入院に応じております。内科・整形外科・歯科と連携して、こころとからだをトータルで診療する体制を整えております。
入院中の身体的な急変・高度医療が必要な病気など、当院で対応が難しい状態については、必要に応じて近隣高度医療機関に転入院いただくなど対応しています。
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