理学療法部門
精神科医と整形外科医が協働して治療にあたり、適切なリハビリテーションを行うことができます
腰や膝に痛みがある方や、骨折等外傷後の整形外来の患者さんを対象に、温熱や電気刺激などを使用した物理療法や、個別に運動療法を行っています。当院の整形外科医は手の外科が専門なので、他院では治療困難な症例や、ジストニアや書痙などに対しても、リハビリテーションを行っています。
また、精神科やもの忘れ外来から入院された患者さんを対象に、身体的なリハビリテーションを行っています。一般的に精神科病院では、身体的なリハビリテーションを行うことが難しいのですが、当院ではそういった患者さんを対象に、精神科医と整形外科医が協働して治療にあたり、適切なリハビリテーションを行えることが特徴です。また、認知症や精神障害の患者さんも、身体機能や日常生活レベルが低下してしまうことがあります。そのような方に対し、機能回復を目的として個別に運動療法を行っています。
スタッフ
理学療法士 | 4名 |
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作業療法士 | 1名 |
当院で使用している機器
- 干渉電流型低周波治療器
周波数の異なる複数の電流を体内で交差させ、体内に生じる「うなり電流」によって治療を行います。治療パターンにより、リズミカルに「たたく、もみほぐす」ような刺激感が得られます。
- 自動間欠牽引装置
脊椎間を安定固定する効果により、痛みが軽減されます。
- 温浴療法用装置
温熱と渦流により血液循環の改善を図ります。
- マイクロ波治療器
マイクロ波を用い、深部を温めます。
- ウォーターマッサージベッド
ノズルからの水圧で、マッサージ効果が得られます。
- エアロバイク
有酸素運動を行います。
こんなときにご相談ください
- 怪我もないのに、なぜか文字を書く事だけができない
- 精神障害を理由に、他院でリハビリテーションが受けられなかった
- 認知症のリハビリテーションについて知りたい